
長野県軽井沢町のシェアオフィス「THE CIRCLE KARUIZAWA」vol.3
こんにちは。
今日も元気な速水です。
今回は「THE CIRCLE KARUIZAWA」の工事経過をご紹介したいと思います。
目次
「THE CIRCLE KARUIZAWA」ができるまで
REBUILDING NOW
いよいよ工事も始まり、現場では職人さん達が毎日頑張ってくれています。
さまざまな職業がある中で、僕個人として本当にリスペクトしているのが大工さんです。
技術ももちろんそうですが、夏は暑く、冬は寒い現場で頭を使いながら機転をきかせて作業する。(リノベーションの工事現場ではイレギュラーなことが多々起きる)
そういったアクシデントも計算に入れながら緻密な段取りで進めてくれています。
この場を借りて、本当にありがとうございます。
軽井沢は特別?
「THE CIRCLE KARUIZAWA」の工事期間はとても短く、約1ヶ月で完成します。
これだけギュっと詰め込んだ工事工程には理由があります。
実は軽井沢には夏期工事の自粛期間というものがあります。(僕も知りませんでした。)
そもそも軽井沢は標高1,000mの避暑地として、静養に来られる方が多い場所です。
そのため、静穏の保持や工事車両による渋滞発生の抑制などの理由により工事の自粛期間が定めてあるのです。その期間というのが7月25~8月31日までのハイシーズンといわれる夏休みの期間です。
軽井沢で仕事をする人とは
軽井沢は「東京24区」という言われ方をする土地でもあるので、 東京から来ている人が多い印象があります。
自分らしさを持った人が多く、仕事をするのに東京だけである必要がなく、別の場所でも仕事ができてしまうので拠点の一つとして軽井沢は適しているのかもしれませんね。
そんな人たちが働きやすい場所として、都会の雰囲気も残しながら自然に触れられるような無機質と有機質の融合を目指しています。
「THE CIRCLE KARUIZAWA」の天井と床
実は軽井沢は冬が半年あると言われています。
天井は空間が広く感じる黒と迷ったのですが、過酷な環境でもそこに居たいと思ってもらえるように、なるべく明るく暖かみのある空間を目指したかったので白に塗装しています。
床はコンクリートを活かしながら無垢材(レッドシダー)を使用する場所とメリハリをつけるようにしています。
コンクリートはカッコいいのですが、どうしても殺風景になるので、やはり暖かみのある「木」の雰囲気を感じてもらえるようにしています。
40cmの段差になっているので場所によってはそのまま腰掛けられる設計になっています。
カウンターは都会的な雰囲気も残したいので、逆に無機質にしています。
前の記事でもご紹介しましたが、ドロップインの受付やドリンクのサービスはこちらで行います。
実はこのカウンター、ガラスの外まで貫通(しているように見える)するデザインになっていて、ウッドデッキにも有機質と無機質な要素が取り入れられています。
「THE CIRCLE KARUIZAWA」の外側
軽井沢本通りから見た時に目を引くウッドデッキは、ペットもくつろげるような場所になっています。
個人的にはネコを飼っているので、イヌだけではなくネコもいたら嬉しいなぁと勝手に思っています。
外の椅子はアウトドアメーカーのもので揃え、快適にゆっくりしていただけます。
実は2階の天井にも一工夫があります。
軽井沢本通りから上を見た時に天井が「木」になるように窓側はラワン天井になっています。
2階のこの場所はラウンジのような使い方で、日光に当たれる景色の良い場所になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は軽井沢の特徴や現地の職人さんのことも紹介させていただきました。工事はあっという間に完成しますが、その裏では一生懸命頑張ってくれている職人さんや設計士がいるということに感謝しながらこの記事を書かせていただきました。
さまざまな想いで出来上がる「THE CIRCLE KARUIZAWA」をお披露目できる日を楽しみにしています。
OPENは2021/07/10です!