
東京から軽井沢への移住が増えている?実際どうなのか調べてみた
避暑地や都会からの移住地として、誰もが一度は名前を聞いたことのある軽井沢。
昨今の新型コロナウイルスの感染拡大によって移住先としてのニーズは高まったのでしょうか?
今回は移住先として軽井沢を選ぶことへのメリットとデメリットについてご紹介します!
東京からの移住なら軽井沢を選ぶべき理由を見てみよう!
全国的な移住者の割合
東京にある地方移住を支援するNPO団体『ふるさと回帰支援センター』が毎年行なっている、東京からの移住者数の統計によると、長野県は2017~2019年で3年連続移住人数1位という、移住したい町のトップであるといえます。(出典:ふるさと回帰支援センター)
新型コロナウイルス感染拡大の影響は?
昨今の新型コロナウイルス感染拡大を受けて、テレワークを導入した企業が増えているため全国各地に移住者が増えてきているというニュースをよく見かけます。
ですが、このテレワーク導入の流れにより軽井沢への移住がより増えたのかというと、そうではないようです。
総務省の人口移動報告(外国人含む)によると、2020年に東京都(23区)からの転出が最も多かったのは神奈川県の藤沢市で、2975人でした。
軽井沢は、22位で232人でした。(出典:東京新聞『「東京脱出」した人はどこへ? 23区からの転出者が増えた市区町、調べました』)
また、子育て世代の移住も増えています。緊急事態宣言下では保育園や学校も休園となり、家族全員が家にいることが増えました。
子供が小さい家庭ではマンションでは家が狭かったり、都心の一軒家では近隣の家との距離も近いため騒音などが気になるという理由で地方都市への移住も増えているようです。
軽井沢のいいところ
軽井沢へ移住するメリットとしては、例えば以下などが挙げられます。
軽井沢へ移住するメリット
・日本有数の自然豊かな土地、夏の過ごしやすさ
・治安がいい
・移住者が多いため移住支援やそれに関する情報量が多い
・東京から気軽に行きやすい
長野県には浅間山を始めとした四季折々の大自然があり、それらを楽しむことが出来ます。
また、標高が高いため夏は涼しく快適に過ごすことが出来ます。8月の平均気温も25度前後となっており、初夏のような気持ち良さです。
コロナ禍でテレワークを行なっている職種でも、月数回は東京に出てくる必要があります。そのため、東京からアクセスの良い立地である軽井沢は移住に適していると言えます。
東京から新幹線では1時間程度、車で行くと3時間程度で着くことが出来るので、アクセスの良さも移住が増えている理由の一つです。
いいところだけじゃない。移住に気をつけるべきポイント
軽井沢にはいいところが沢山ありますが、もちろん注意すべきポイントもあります。
軽井沢に移住するなら気を付けるべきポイント
・冬がとても寒い
・↑その結果、光熱費が高くなる
・水道代が高い
・高級感が故の物価の高さ
・霧がかかっている日が多い(東側)
と、金銭面でのデメリットが多くなってしまいましたが、1番にあげた冬の寒さは、皆さんが最初にあげるポイントだと思います。
軽井沢の冬は寒いが雪は降らないとメリットとしてあげられることもありますが、冬はマイナスを超えることは当たり前です。
いざ移住を決めたら、新築物件にしろ中古物件にしろ、防寒対策は入念に行う必要があります。
また、軽井沢の東側、旧軽井沢は『年間100日は霧の日』と言われるほど、霧がかかっている日が多いため、洗濯物や建物のメンテナンスにも気を使う必要がありそうです。
5.まとめ
軽井沢への移住について、新型コロナウイルスに関連した情報、移住に対してのメリット・デメリットについてお伝えしました。
気をつけるべき点もお伝えしましたが、穏やかでありつつも都心への行きやすさも兼ね備えたとてもいい街であると思います。
今後移住を検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!