
「ツルヤ軽井沢店」さんで買えるお土産と、地元風のアレンジ料理
あなたのお気に入りの軽井沢のおみやげは何でしょうか。
定番のおみやげも外せないですが、いつもと違うものも試してみたいですね。まだまだ隠れた名品がたくさんありそうです。
「ツルヤ軽井沢店」さんで買える軽井沢のおすすめのおみやげと、その歴史、地元風のアレンジ料理をご紹介します。
自分への軽井沢土産、おうちでおいしくアレンジ
「うるい」 山菜を食す
軽井沢のスーパー、ツルヤで、「うるい」(税込215円)を発見しました。信州人は「こうれ」と呼びます。オオバギボウシの葉です。葉が開く前に収穫し、山菜として食します。
それほど苦くありません。
うるいに豚肉の薄切りを巻いて、塩とスパイスで焼き、ポーチドエッグを添えました。お肉と卵に包まれ、しゃきしゃきした歯ごたえ、うまみが感じられます。
「くるみそば」 くるみ味のそばつゆ
北信(長野県北部)では、そばつゆにくるみペーストを混ぜて食べます。このように、くるみのドレッシング(302円)を少し足して、いつもと違う信州そばを味わってみてはいかがでしょうか。
もちろん、きゅうりと蒸し鶏にも良く合います。くるみはナッツ類の中でも、オメガ3脂肪酸を多く含んでおり、ポリフェノールなど抗酸化力が高いと言われます。
信州でも、東御(とうみ)市は、くるみの里と呼ばれ、生産量、品質ともに日本一です。
「サバ缶」 信州人の定番料理とは
信州の北部、特に飯山市あたりは、新潟との県境で、雪がたくさん降ります。積雪に備え、二階からも出入りできるに造りになっている家が多く見られます。
外出もままならないとなると、常備するのは缶詰。海のない信州人は海産物が大好き。サバ缶は必需品です。ブームになるずっと前から、ネマガリダケという細いタケノコと一緒に作るお味噌汁が郷土食となっています。
くるみは頭の回転にもよく、サバは青魚であり、DHA、EPAが豊富です。また、信州の野菜は美味しいので無理なくたくさん食べることができます。ちなみに、長寿県と言われる長野県ですが、以前は、漬物、お味噌汁など塩分の濃いものが好まれて、高血圧や心臓発作で短命な人も多かったとも言われています。県別の寿命が発表されて信州人は大きなショックを受け、それ以降、塩分濃度のチェック、集団検診、食事についての学習会が盛んになったとも言われています。
信州の長寿は、信州人の真面目な努力によって得られたものかもしれないですね。
「野沢菜パン」 もっとおいしい食べ方
個人的に、ツルヤさんで一番のおススメは、日々、店舗のベーカリーで製造される、野沢菜のおやきパンです。個包装されています。以前は茄子味もあったのですが、たぶん、この野沢菜のは人気があるのでしょう。そのまま食べてもよし。ですが・・・。
トースターでちょっと焦げ目がつくくらいまで焼いてみてください(そのために、あえて焦げ目がついていないものと推測します)。薄くて食べやすく、野沢菜がぎっしりといっぱい詰まっていて、その味を堪能できます(税込107円)。
「栃尾揚げ」って?
信州人は、新潟の海にあこがれと愛着を持っている方もいらっしゃいます。日本海側から来ているツルヤさんの海産物の豊富さには、驚かれていることでしょう。
途中に、栃尾という地域があります。そこには油揚げストリートがあるのだとか。ツルヤさんで定番の「栃尾手揚げ」。一枚で厚みがあるものと、薄い二枚が入っているものがあります。よく見ると、真ん中より少し外れたところに、小さな穴が開いています。きっと、お箸を刺してひっくり返しているのだと思われます。「栃尾手揚げ」の黒い文字の下あたりを見てみてください。こんなアレンジはいかがでしょうか。
カットした油揚げにフライパンかトースターで焼き目をつけて、お皿に盛り付け、しらす、ねぎを炒めてトッピングします。
外はカリカリ、中は大豆の味がしっかり感じられます。だし醤油をかけ、粉チーズも振ってみました。ごはんにも、お酒にも合いそうです。食べ応えがあるのに、高たんぱく、低糖質のメニューです。
今回は、「ツルヤ軽井沢店」さんで買えるおみやげをご紹介しました。