ベネズエラ出身の僕が、軽井沢で感じた共通点

ベネズエラ出身の僕が、軽井沢で感じた共通点

やほ!まめです。

「ザサークル」で、コミュニティーマネージャーとして、クリエイティブディレクションを担当しています。

ベネズエラ出身の僕が、軽井沢の土地や人たちと関わるようになって感じたこと、軽井沢の魅力について、ご紹介したいと思います。

軽井沢で好きなスポットのひとつ「諏訪神社」

Mame

コミュニティーマネージャー

Mame

ベネズエラ産で京都で生まれ変わったことで「まめ」と呼ばれ始め、しばらく東京をベースに日本の地域、アジア、世界のあっちこっちに活躍するグラフィックデザイナーです。
ちなみに、文化&言語オタクでございます(笑)。

ベネズエラ産で京都で生まれ変わったことで「まめ」と呼ばれ始め、しばらく東京をベースに日本の地域、アジア、世界のあっちこっちに活躍するグラフィックデザイナーです。
ちなみに、文化&言語オタクでございます(笑)。

 

軽井沢に来たことがなかった

軽井沢には「ザサークル」の立ち上げに関わることになってから、初めて訪れました。どんな町なのか、あまり知らない状態で関わることに。

馴染みのない場所ではありましたが、火山が近辺にあり、標高が高く、自然豊かで、空気がきれいなところだと聞き、良いことがありそうな予感がありました。

 

驚いた不思議な共存

軽井沢に来て驚いたこと。

それはキリスト教(ユニオンチャーチ)と神道(諏訪神社)が、共存していたことです。ベネズエラは多民族国家で、土着信仰と、カトリックがそれぞれ固有のものとして、存在しています。

日本でも八百万の神という考え方があるので、様々な宗教が共存しているのは知っていましたが、異なる宗教の建築物がこれほど隣接しているのは珍しいことに思えて、驚きました。

 

樹々のエネルギーを感じる諏訪神社

諏訪神社は、軽井沢で好きなスポットのひとつ。古木や大木が多く、神木が7つもあります。訪れるたびに、その一樹ずつに触れると、自分のネガティブなエネルギーを吸い取って、活力を補充してくれる感覚があります。

僕はベネズエラの山岳地帯で育ったのですが、そこでも似たような慣習がありました。だから、軽井沢に来たときに、諏訪神社で樹々に触れることが個人的に大切な時間で、必要なルーティーンになっています。

ここは本当に、すごく好きな場所で、神樹守(しんじゅまもり)という御守を持ち歩いているほどです。

 

気づいてなかった自分のルーツ

生まれ育ったベネズエラは、国民の多くがカトリックを信仰し、僕もそうです。また祖母は、先住民の血をひいているのですが、彼らは自然を信仰し、あらゆるものを受け入れる寛容さを大切にしています。だからカトリックを拒絶せずに、共存している。まさにユニオンチャーチと諏訪神社のように。

この地を訪れたことが、僕自身のルーツにも二つの要素があり、自分にとってはどちらも大切であることを再認識させてくれました。

僕には辛いときや、ターニングポイントを迎えそうなときには、必ず訪れるスポットが京都にあるのですが、今では軽井沢も、同じように自分を整えてくれる大切な場所になっています。

 

軽井沢の魅力をもっと知りたい、伝えたい

ベネズエラと軽井沢。とても遠く離れた場所なのに、そこには思いがけず僕のルーツと共通点がありました。

この土地を訪れなければ、気がつけなかったと思います。そんな親しみを感じさせてくれる軽井沢には、まだまだたくさんの魅力があります。これからも、その魅力をご紹介していきたいと思います。

WRITTEN BY

Mika

東京生まれ、東京育ちで、虫が苦手な都会っ子。主にSNSのコンテンツプランニング、ディレクションを手がけるフリーランサー。好きな歌手は井上陽水、越路吹雪に朱里エイコ。音楽は割といろいろ聴く方です。