
「ReBuilding Center JAPAN」さんのWORKSHOPでオリジナルテーブルを作ってきましたよ。
新しいモノを購入するのは簡単だけど、やっぱり思い入れのあるモノがほしい。
「なんでこの家具にしたんですか?」と聞かれたらちゃんと答えられる方がいいなと思った速水です。
今回は5時間かかった(そんなにかかると思ってなかった)テーブルの制作過程をお届けです。
目次
「ReBuilding Center JAPAN(リビルディングセンター)」さんのWORKSHOPに参加してきました。
「眼下に広がるでっけえ諏訪湖」
↑これ、あるバンドの歌詞なんですけど、分かった人は同世代でしょうね。
というわけで長野県諏訪市にある「ReBuilding Center」さんのワークショップに、同じザ・サークルのメンバーUNOさんと参加してきました。
こだわりの詰まったオンリーワンなテーブルを作りたい!
1Fはカフェがあり、2Fは家具や雑貨、3Fにはワークショップルームがあります。
前に来た時は入ることのなかった部屋で、今回はオリジナルのテーブルを制作したいと思います。
まずはワークショップに参加した人みんなで自己紹介。参加した全員が名前の書いたテープを体に貼ります。
後から思うこととして、やっぱり名前が分かることでみんな話やすくなってました。
まず始めに古材を選びます。最初の作業にして一番重要なポイントだと思います。
この時に選んだ古材がテーブルの天板になります。
僕とUNOさんが選んだのは、黒色と茶色でメリハリをつけた節のある古材。
これを合板の上に仮で並べます。真っ直ぐ配置する人もいれば、斜めに配置したりとさまざま。
「十人十色まずは兎にも角にも上がれ各自仲間で」
↑これ、あるバンドの歌詞なんですけど、分かった人は同世代でしょうね。
穴の空いた古材を選んだのもポイント。あとで何に使うか紹介します。
さあ、テーブル製作開始!
古材をカットしたり並べる時に分からなくならないよう、チョークで線と番号を書きます。
「木殺し」と呼ばれるこの作業は、角を潰すことで組みやすくなるだけでなく、組んだ後に木の復元力によって接合力も強化されるそうです。
職人さんはこんな細かいことをやってるんですね。
裏側にも線と番号を書きます。これを忘れると裏返した際に分からなくなるので大事です。
書いておいた線と番号を頼りに裏返して配置します。
合板をその上に置きます。この合板が完成時の天板の裏側です。
ビスを打つ前に敷いてある古材に沿って線を書きます。
ビスはジグザグに15cm間隔で打ちます。端に打ち過ぎないのがポイント。
この時、裏からビスが飛び出てないかチェックします。
リビセン(リビルディングセンター)のスタッフさんも手伝ってくれます。常に気を配ってくれているので安心。
5.5mmのベニアを貼る為に、木工用ボンドをお好み焼きかってくらい使います。
ずれないように慎重に貼ります。
さらにその上から等間隔に釘を打ちます。この時、最後にまた少し打ち込むのも計算して打ちます。
そのままだと見た目が良くないので頭の部分をカットして、ツラになるまで打ち込みます。
前半終了。休憩をはさんでいざ後半戦
ここまでで前半終了。
リビセンオリジナルのリンゴジュースをいただきました。これ、最高に美味しかったです。
休憩を終えて、後半最初の作業はサンダー(丸ノコ)で四辺をカット。
ひとつ間違えると大惨事になる危険な工具なので、使用前にしっかりとレクチャーしてくれます。
ビビりながらも頑張っています。それだけは言っておきたい。
次に外側の枠を取り付け。ずれないように慎重に合わせます。
あとで合わせやすいように、ここでもチョークで目印をつけておきます。
余っていた部分を気をつけながらカットします。
先ほど印をつけた場所に合わせます。
ここでも木工用ボンドを大量に使います。
ピタッとつら合わせにして。
下穴を開けてから、つぶし釘で止めます。この釘も最後にペンチで頭を切ります。
だいぶ形になってきました。ここで天板にヤスリをかけます。
木材専用のオイルをお好み焼きかってくらい塗ります。
今回使用したのは「WATCOオイル」。
なぜオイルを塗る必要があるのかというと、
「1つ目に色を付ける為」
「2つ目に木材の経年劣化」
「3つ目に撥水効果」
「4つ目に調湿効果」
などなど、多くの効果があります。
いよいよアイアンの脚をテーブルの四辺に取り付けて…。
完成です!!
もう一度言いますが、冒頭でもお伝えしたように5時間かかりました。(頑張った甲斐があったと思う)
写真は実際にザサークルに置いた時のもの。椅子もリビセンで購入したものです。
穴の空いた古材は完成写真を見ての通り、パソコンやスマホの充電用に配線を通す為のものでした。
ちゃんと考えてますよ。(下の合板に穴を開けるのが大変だった)
というわけで、今回はReBuilding CenterさんのWORKSHOP「オリジナルテーブルづくり」を紹介しました。
気になった方はぜひチェックしてみてください↓
やっぱり自分で作るって大事です。
INFORMATION
店名:
ReBuilding Center JAPAN(リビルディングセンター)
住所:
長野県諏訪市小和田3-8
電話番号:
0266-78-8967
営業時間:
11:00~18:00
定休日:
水曜日・木曜日
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。